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・健康食品で病気は治すことはできません。病気の場合は、きちんと診察をし、健康食品を使う時は、薬との飲み合わせがあり相性が悪い成分や副作用で出ることもありますから、医師と相談しましょう。
・「いわゆる健康食品」などは「保健機能食品」のような規格基準がありません。ビタミンやミネラルは過剰摂取すると副作用があることがありますし、イソフラボンなども上限があります。食べ物で過剰摂取になることはほとんどありませんが、健康食品は特定の栄養素・成分を濃縮しています。含有量をきちんと確認し、用法用量を守らなければ、摂取量上限量を超えてしまうものもあるかもしれません。
・また自己判断で何種類も飲んだりすることで、過剰摂取による健康被害がおこるリスクもあります。自分に必要な成分や量を知るためには、医師や薬剤師の他、栄養士やサプリメントアドバイザーなどに相談するとよいでしょう。
・一般食品の安全性は食品衛生法により製造者・販売者によって責任を負っています。商品の品質や製造方法等に疑問があれば、どんどん製造者に質問しましょう。きちとんした製造者であれば、真摯に応えてくれるはずで、その対応も、商品選択の際には判断材料になります。
・「いわゆる健康食品」は、トラブルが絶えない状況ですが、品質のよいものを提供し、商品の情報もできるだけ公開するように努めているメーカーもあります。消費者の混乱を防ぐためにも、業界で自主的な認定制度を設けたり、また行政が健康被害の情報を公表するなどしていますので、商品情報を得るための目安なるでしょう。
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2018/7/19 更新
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